アレルギー検査のご案内
皆さんはアレルギー検査を受けたことはありますか?
そもそもアレルギー検査とは何でしょう?
アレルギー検査には3つあります
アレルギー疾患は大きく分けて、以下の3つに分類することができます。
- アトピー性皮膚炎
- アレルギー性鼻炎
- 気管支喘息
もちろん他にも特殊な病態はありますが、患者さんの数が多いのはこの3つの疾患です。
当院は耳鼻科ですので、アレルギー性鼻炎の治療に携わっております。
アレルギー性鼻炎の診断
さて、アレルギー性鼻炎の診断はどのようにするのでしょうか?
くしゃみや鼻水、鼻閉などの症状があることは大前提ですが、他に大事な検査が2つあります。
1つは鼻汁好酸球検査といって、鼻水の中に好酸球という、主にアレルギーに関係する白血球がどの程度存在するのか確認する検査、そしてもう1つは、血液検査です。
血液検査については、プリックテスト、あるいはパッチテストなどといった検査もありますが、これらは主に皮膚科で行う検査であり、当院では血液検査を採用しております。
血液検査では何種類かの項目を一度に調べることができますよ。
検査方法
検査方法についてですが、今までは概ね大人の方は静脈採血による確認、お子様で採血が難しい方は指先を穿刺し数滴の血液で簡易に調べる検査を提案しておりました。
この度、DropScreenを導入し、指先からの微量血液で30分で41種類のアレルゲンを調べることができるようになりました。
かつ、反応の程度も定量化して確認できるため、基本的にお子様も大人の方も、この検査をお勧めさせていただいております。
費用は3割負担の方で概ね5000円程度です。
もちろん保険診療ですので、医療証をお持ちのお子様は費用は掛かりません。
お時間があるようであれば30分後に結果を御伝えしますが、お急ぎであれば後日御来院の際に結果用紙をお渡しすることも可能です。
診療終了間際の場合は、検査時間の確保が難しいため、午前診療であれば11時半、午後診療であれば18時半以降の検査は行いません。
あしからず御了承ください。
いずれも何度も行う検査ではありませんので、自分のアレルギー体質について気になる方は、いつでも御相談ください。
- 耳の病気
- 急性中耳炎
- 慢性滲出性中耳炎
- 良性発作性頭位めまい症
- メニエール病
- 突発性難聴